倉敷市の地域情報

▼倉敷市の基本情報

中国地方岡山県の南部に位置する倉敷市は、岡山県の県庁所在地である岡山市と隣接し、2018年4月時点の人口は約48万人。岡山県では2番目、中国地方では3番目に人口の多い中核市で、倉敷、水島、児島、玉島、庄、茶屋町、船穂、真備という8つの地域からなっています。

 

市のやや西側には、一級河川である高梁川が流れており、その流れによって形成された沖積平野と、干拓によって作られ、児島地区を除けば、市内の殆どが比較的平坦な平野多くなっています。また、市内には玉島や連島といった「島」とつく地名が多く見られますが、もともとそれらの地域は島であり、江戸時代初期から開始された干拓事業によって陸続きになったことに由来しているのです。

 

また、日本でもっとも晴れの日が多い県として有名な岡山県に属する倉敷市は、夏には瀬戸内海沿岸特有の「凪」の影響により35℃を超える猛暑日を記録することがありますが、比較的温暖で穏やかな気候に恵まれています。

▼子育て世代に人気の倉敷市

岡山市の衛星都市としても機能する倉敷市は、子育てや教育に力を入れベットタウンとしても人気の地域です。市内には「倉敷みらい公園」や「玉島みなと公園」といった都市型公園のほか、普段から遊べる地域の公園も充実。

 

また、日本初の私立西洋美術館である「大原美術館」や、倉敷の文化や歴史に触れることができる「倉敷アイビースクエア」といった文化施設も充実しており、市民だけでなく、岡山に訪れる観光客にも人気となっています。

▼歴史、フルーツ、ジーンズの街倉敷

今や、国産ジーンズ発祥の地として全国的に有名な倉敷市。そんな国産ジーンズの魅力を体験できるのが「児島ジーンズストリート」です。通りの頭上にはヴィンテージジーンズがたなびき、「味野商店街」の空き店舗を利用したショップやカフェ。通り以外にも駅の構内や自動販売機など町全体がインディゴブルーに包まれ、日本のみならず世界中のジーニストたちから「ジャパンデニムの聖地」として人気の観光スポットとなっています。

 

市の中心部には、白壁と瓦屋根、なまこ壁といった風情ある建物が印象的な「倉敷美観地区」があり、岡山県を代表する人気の観光スポットとなっています。「倉敷美観地区」は、その風情豊かな景観もさることながら、岡山県の名産であるマスカットや白桃などのフルーツを使ったパフェが人気のカフェ。さらに、素朴な美しさで人気の「倉敷ガラス」を扱うショップなど、魅力的な店舗がのきを連ねています。

▼交通の要衝である倉敷市

お隣の岡山市と同じように、中国地方における交通の要衝である倉敷市内には、山陽新幹線や山陽自動車道、瀬戸中央自動車道など、東西南北それぞれに鉄道や主要道路が整備されています。しかし、バスの本数が少なめなため、市の中心部以外に住む市民にとって、自家用車は生活に欠かせない存在です。

 

沿岸地域に大規模な工業地帯があり、朝夕の通勤時間帯には、主要道路を中心に渋滞が目立ちますが、市の中心部以外では交通量が少なく道幅も広い道路が多いため、車が有れば何も不自由が無い地域とも言えるでしょう。

▼倉敷市でユーザー車検が受けられる運輸支局のご案内

倉敷市にお住まいで、ユーザー車検を受ける場合、普通車は「中国運輸局 岡山運輸支局」、軽自動車は「軽自動車検査協会 岡山事務所」で受験します。下記の所在地を見ていただければ分かるように、普通車と軽自動車で場所が異なりますので注意が必要です。 ●中国運輸局 岡山運輸支局 所在地:〒701-1133 岡山県岡山市北区富吉5301番5 電話:050(5540)2072 ・倉敷駅からのルート 約22km 所要時間50分 国道429号線を岡山方面に進み、大島交差点を左折、浜の茶屋北交差点を右折し山陽自動車道倉敷インターチェンジ方面へ。平田交差点を岡山方面へ直進し県道389号線へ入り、新幹線沿いを直進。川入交差点を左折し県道245号線を北上し国道180号線を右折し、中川橋交差点を岡山空港方面へ左折し、その後県道239号線を進み県道72号線を左折。岡山リサーチパークに入りおよそ350m。 ●軽自動車検査協会 岡山事務所 所在地:〒701-0144 岡山県岡山市北区久米177番3 電話:050(3816)3084 ・倉敷駅からのルート 約12km 所要時間30分 国道429号線を岡山方面に進み、大島交差点を直進し県道162号線へ。そのまま約10kmほど進み、久米交差点を左折し、陸橋へは上らず測道へ。「軽自動車検査場左へ進行」の誘導案内に従って左折しおよそ100m。